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野田首相:消費増税法案で小沢氏に協力要請、議論は平行線

野田佳彦首相は、民主党の小沢一郎 元代表と30日午前から昼すぎにかけ約1時間半会談し、今国会に法案を 提出している消費税増税への協力を求めたが、小沢元代表はこのままで は賛成できないとの考えを示し、議論は平行線に終わった。

小沢氏は首相からの協力要請に対し、「消費増税に賛成か否かと 今、問われれば、賛成というわけにはいかない。これは国民の大多数の 思いでもある」と伝えた。首相と再会談する可能性については否定しな かったが、首相と一致点を見いだせるかどうかについては「分からない」 と述べた。会談後に記者団に語った。

これに対し、首相は小沢氏から法案への協力を取り付けられるまで には至っていなかったことを認めた上で、再会談を求める可能性につい ては「反芻(はんすう)しながら考えたい」と述べるにとどめ、明言しな かった。首相の発言場面はTBSが生中継した。

小沢氏は増税に反対する理由として2009年の衆院選で訴えた無駄の 徹底した削減が進んでいないことや、日本経済が再生の途上にあり、震 災復興という課題があることを挙げ、「経済政策の面でも納得できない」 と語った。

会談に同席した民主党の輿石東幹事長は記者団に対し、今後の民主 党の結束について「政権を維持し、『国民の生活が第一』の政策を打ち 立てていくということでは首相も元代表も少しも食い違っていない。そ れに向かって協力できるし、やっていただけると確信している」と述べ た。再会談については「必要があればやるし、必要がなければやらない」 と語り、首相と小沢氏の判断次第との認識を示した。

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