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あおぞら銀株が一時12%安、公的資金返済見送り報道で希薄化の懸念

あおぞら銀行株が急落。一時前日比 22円(12%)安の162円を付け、2008年10月以来の下げ幅となってい る。市場では、普通株への転換前に一部優先株式を買い戻す方法による 公的資金返済を見送る方針を固めたとの一部報道をきっかけに、株式の 希薄化や政府関与の強まりに対する懸念が広がっている。

午前終値は16円(8.7%)安の168円。下落率は東証上場で1位。 出来高は7位の1370万株。30日付の日経新聞朝刊は、あおぞら銀が6 月下旬の株主総会で返済原資を確保する減資などの提案を見送るなど と伝えた。ブライアン・プリンス社長は5月の決算会見で、早期返済へ 「政府や内外すべての株主と調整を続けたい」と話していた。

リテラ・クレア証券投資情報部の井原翼顧問は、「今回の報道が株 価急落の原因になっているのは明らかだ」と指摘。その上で、「市場で も公的資金返済に対する期待が高まりつつあっただけに、経営陣に対す る失望が投資家の売りを誘っている」との見方を示した。

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