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シンフォニー:日本株とマクロ戦略の資金募集強化-2年で10億ドルに

日本とシンガポールを拠点とするヘ ッジファンドのシンフォニー・ファイナンシャル・パートナーズは、国 内外で資金募集を強化する。今後2年で日本株に投資する旗艦ファンド とアジアに特化したマクロ戦略ファンドの運用資産を、それぞれ5億ド ル、合計10億ドル(約800億円)まで拡大したい考えだ。

デービッド・バラン共同最高経営責任者(50)によると、2003年に 運用を始めた日本株ファンド(現在2億ドル)は、自社株買いやMBO (経営者による企業買収)などを促すことで、企業価値を向上させる戦 略を採用。三條機械製作所のMBO、瑞光やナガワの自社株買いなどの 実績がある。年間収益率は平均5.38%となっている。

米ゴールドマン・サックスや旧リーマン・ブラザーズの東京拠点で 株式やデリバティブの自己売買部門のトレーダーだったバラン氏は、日 本企業について「コーポレート・アクションが増えており、日本の市場 は価値創造がしやすい状況で、運用資産と投資先を増やすのに良い時期 だ」との見方を示した。

一方、08年に自己資金で運用を始めた為替、金利、株、商品などに 投資するマクロ戦略ファンド(現在2100万ドル)の年間収益率は平均

8.66%。バラン氏は、「日本での経験は当社の世界市場の見方に影響を 与え、運用結果にも寄与している」という。

シンフォニーはバラン氏が、野村証券で自己資金投資(プライベー トエクイティー)やM&A(企業の合併・買収)助言業務などに携わっ た柴田一彦氏と共同で03年に設立した。

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