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欧州株:1週ぶり大幅安、スペイン銀行不安やイタリア入札で

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30日の欧州株式相場は1週間ぶりの 大幅安となった。イタリアの入札で発行額が目標上限を下回ったことが 悪材料。スペインが銀行システムを支える取り組みで困難に直面してい るほか、ギリシャの世論調査が歳出削減に反対する政党への支持の高ま りを示したことなども響いた。

ドイツの化学会社、BASFは2%安。同国紙フランクフルター・ アルゲマイネ(FAZ)は、BASFはアジアで期待していたような勢 いを見いだせていないと報じた。銅相場の下落を背景に、鉱山大手の BHPビリトンとリオ・ティントが売られた。ロイヤル・ダッチ・シェ ルも安い。原油相場が7カ月ぶり安値まで落ち込んだことに反応した。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%安の240.56で終了。3月16日 に付けた年初来高値を12%下回る水準となった。

SAMサステイナブル・アセット・マネジメントで運用に携わるカ イ・ファシンガー氏(チューリヒ在勤)は「イタリアの国債入札での利 回り上昇は、ギリシャのユーロ離脱の公算が大きくなったことやスペイ ンの銀行問題からの圧力の高まりを受けて市場が神経質になっているこ とを示している」と語った。

この日の西欧株式市場では、18カ国全てで主要株価指数が下落し た。ギリシャのアテネ総合指数は3.2%下げた。

原題:European Stocks Decline Amid Concern Debt Crisis Is Deepening(抜粋)

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