野田首相、消費増税で小沢元民主代表と会談へ-輿石氏も同席

野田佳彦首相は30日午前、民主党本 部で小沢一郎元代表と会談し、今国会最大の懸案となっている消費増税 を含む社会保障・税一体改革関連法案に協力を求める。輿石東幹事長が 同席する。小沢氏は増税に反対する姿勢を崩しておらず、24日には「議 論は平行線になるかもしれない」と発言している。

増税法案は消費税率(現行5%)を2014年4月に8%、15年10月 に10%へと引き上げる内容。首相は28日、内閣記者会のインタビューで 増税案について「長い時間をかけて最大限に様々な意見を取り入れて党 の方針、いわゆる党議になっている」と指摘。小沢氏に対し、「誠心誠 意、腹を割って話し合うことによって理解してもらいたい」と語った。

こうした中、自民党は29日、社会保障改革の対案となる「社会保障 制度改革基本法案」(仮称)骨子を公表。同案は、有識者などで構成す る国民会議を設置して同法の施行後1年以内に具体的な改革に必要な法 整備を実施する方針を明記している。

藤村修官房長官は29日の会見で、法案骨子について「真摯(しん し)に受け止めて、国民会議のような枠組みをつくることも含めて与野 党間で協議を進めて一体改革の実現に向けての一致点を見出していく必 要がある」と与野党間で前向きに検討すべきだとの認識を示した。

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