レプソル:配当性向引き下げ、アルゼンチン外で増産目指す

スペイン最大の石油会社、レプソル YPFは、メジャー(国際石油資本)の中で最も高い同社の配当性向を 引き下げるほか、アルゼンチンによる子会社YPFの国有化に伴い同国 外での増産を目指す方針を示した。

レプソルは29日の当局への届け出で、今年の利益のうち40-50%を 配当に充てることを明らかにした。ブルームバーグがまとめたデータに よれば、昨年実績は64%だった。同社はまた、既存資産からの原油と天 然ガスの生産を2016年まで年間7%引き上げるほか、産出量の120%に 相当する埋蔵量を新たに確保する方針を示した。

同社は増産のための資金を自己調達すると説明。掘削と配当向け に、向こう4年で80億ユーロ(約8000億円)を超えるフリー・キャッシ ュフロー(現金収支)を生み出すとしている。

原油と天然ガスの増産については、今後3年でブラジルや米国、ス ペイン、ペルー、ボリビア、ベネズエラで実施する意向。

ブルームバーグがまとめる石油会社指数を構成する23会社の中で、 レプソルの配当性向は約64%で最も高い。2位はイタリアのENI で53%。業界最大手の米エクソンモービルは23%となっている。

原題:Repsol Cuts Payout, Raises Output Goal After YPF Seizure (2)(抜粋)

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