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日銀:5360億円の経常黒字、外国為替関係損が縮小-11年度決算

日本銀行が29日午後発表した2011年 度決算は、経常黒字が前年度比4818億円増益の5360億円となった。同年 度上期は円高で外国為替関係損が大きく膨らんだことにより赤字に転落 したが、円高の修正により同関係損が縮小したことで黒字を確保した。

税引前当期剰余金は前年度比4895億円増加の5453億円で、税引き後 は同4769億円増加の5290億円となった。剰余金から法定準備金と配当金 を差し引いた5026億円を国庫に納付する。11年度末時点の自己資本比率 は7.22%と前年度末(7.36%)に比べ低下し、1979年度末(6.52%)以 来の低水準となった。

資産買い入れ等基金で購入した資産のうち、指数連動型上場投資信 託(ETF)は11年度末時点で847億円の含み益、不動産投資信託(J -REIT)は2億円の含み益となった。前年度はそれぞれ21億円、1 億円の含み損だった。一方、社債の含み損は前年度の3億円から32億円 に拡大した。

11年度末の総資産残高は、国債が増加した一方、貸出金が減少した ことから、前年度末と比べ2兆9062億円減少(2.0%減)し、139兆4569 億円となった。総負債残高は、預金(当座預金)を中心に前年度末と比 べ3兆3909億円減少(2.4%減)し、136兆2415億円となった。

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