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南アの信用格付けに下押し圧力も、成長鈍化で-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティング スは、南アフリカ共和国の信用格付けが引き下げ圧力にさらされる可能 性を指摘した。同国経済が鈍化傾向にある現状に加えて、国有の南アフ リカ道路管理株式会社(SANRAL)の救済を迫られる場合の影響を 理由に挙げた。

債券と融資の償還のためにSANRALが示した通行料収入を増や す計画は裁判によって差し止められており、同社の未払い債務を南ア政 府が保証すれば同国の財政赤字削減の取り組みがより困難なものとなり かねない。フィッチの国債信用格付けアナリスト、カルメン・アルテン キルヒ氏が28日、タンザニアのアルーシャでのインタビューで指摘し た。

アルテンキルヒ氏は、3%を下回る成長率は「南アのような国にと っては極めて低い」と述べ、「債務拡大と格下げ圧力につながる要素が 積み重なっていく可能性がある」との見方を示した。

フィッチは南アに「BBB+」の格付けを付与しているが、成長減 速と財政赤字拡大を理由に1月にアウトルック(格付け見通し)を「ス テーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に変更している。

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