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4月新規貸出金利、2カ月連続で上昇-需要増加、低格付け向け貸出も

日本銀行が29日に発表した国内銀行 の4月の新規貸出約定平均金利は2カ月連続で上昇した。エコノミスト からは、震災復興やM&A向けの貸出し、長期物や格付けの低い企業へ の資金供給などが増えたことが背景にあるとの指摘が出ている。

発表資料によると、前月の新規貸出約定平均金利は年1.075%と、 半年ぶりの水準に回復した。銀行貸出平均残高も前年同月比で7カ月連 続の増加。貸出約定平均金利は2月に1993年11月の統計開始以来の最低 となる0.92%を付けていた。

金利が3月から上振れ基調を示していることについて、ニッセイ基 礎研究所経済調査部門の上野剛志シニアエコノミストは、「震災復興に 伴う資金需要で需給が改善し、金利上昇圧力がかかっている可能性があ る」と指摘。また、銀行が相対的に金利の高い長期物や低格付けの企業 に対する貸出を増やした可能性もあるとした。

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