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ギリシャ民主左派党首:急進左派支持の鍵はユーロ残留の保証

ギリシャで6月17日実施の再選挙後 の連立政権樹立を左右する可能性がある民主左派は、救済受け入れに反 対する急進左派連合(SYRIZA)を支持するかどうかは、ユーロ圏 残留の保証を得られるかどうかにかかっているとの立場を示した。

民主左派のクベリス党首は25日、アテネでインタビューに応じ、 「われわれには2つの大原則がある。一つが欧州、つまりユーロ圏にお けるギリシャの確固たる存在のための政策であり、もう一つは救済合意 の条件の段階的な解消だ」と述べ、「この全てが政策として打ち出され ねばならない」と語った。

世論調査によれば、再選挙で単独過半数の議席を獲得できそうな政 党はなく、クベリス党首はSYRIZAのツィプラス党首と組む方針を 示した。ツィプラス党首はギリシャが救済を受け入れる際に合意した緊 縮策の一方的な破棄を主張、救済条件の再交渉を掲げている。

6日の総選挙で第2党となったSYRIZAを含めない挙国一致内 閣に参加することをクベリス党首は拒否し、ギリシャは再選挙が必要と なった。再び新政権が決まらない状況となれば、ギリシャは7月初旬に も資金不足に陥る恐れがある。政権発足まで、国際通貨基金(IMF) などは支援実施に必要な審査のためのミッション派遣を行わない方針 だ。

世論調査では、SYRIZAはギリシャ支援合意に肯定的な新民主 主義党(ND)と第1党の座を競い合っている。どちらの党も議会で過 半数を制するためには他党と組む必要が生じる。

SYRIZAのツィプラス党首は、緊縮策の撤回を公約に掲げる一 方で、ギリシャのユーロ圏残留に努力するとの意向を表明。連立政権樹 立の呼び掛けに対しては断固拒否する立場を貫いている。

クベリス党首は「ギリシャのユーロ圏離脱は多くの重大な問題を意 味する」と述べた。

原題:Greek Democratic Left Demands Euro Pledge to Back Syriza Party(抜粋)

--取材協力:Eleni Chrepa、James Hertling.

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