欧州株:ほぼ変わらず、銀行株安い-ギリシャ離脱懸念は緩和

28日の欧州株式相場はほぼ変わら ず。ギリシャの世論調査で支援受け入れを支持する政党の優勢が示さ れ、同国がユーロ離脱に追い込まれるとの懸念は和らいだものの、銀行 株の下落で帳消しとなった。

スペインの銀行、バンキアは13%急落。190億ユーロの公的資金を 申請するとの発表に加え、スペイン国債の利回り上昇が嫌気された。一 方で、中国の在庫減少で銅が値上がりし、リオ・ティントとアントファ ガスタを中心に鉱山株が上昇。これで株式全体の下げが抑えられた。

ストックス欧州600指数は242.47で終了。前週末からの下げ幅 は0.1%未満となった。デンマークとアイスランド、ルクセンブルク、 オーストリア、ノルウェー、スイスの株式市場は祝日のため休場。米株 式市場もメモリアルデーの祝日で休場。

ハーグリーブス・ランズダウン(ロンドン)の証券アナリスト、キ ース・ボウマン氏は「投資家のセンチメントは極めて慎重となってお り、ギリシャの選挙をめぐり市場の変動性が高まる公算が大きい」と述 べ、「多くの市場参加者は可能な範囲で様子見の姿勢で、確実性が多少 なりとも増すのを待っている」と続けた。

この日の西欧市場では、取引のあった12カ国中7カ国で主要株価指 数が下落。スペインのIBEX35指数は2.2%下げた。

原題:European Stocks Are Little Changed as Banks Slide; Rio Advances(抜粋)

--取材協力:Peter Levring.

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