日立建機と日産自のフォークリフト新会社、さらに合併・買収も-機構

日立建機と日産自動車のフォーク リフト子会社を統合し設立する新会社に出資する官民ファンドの産業 革新機構は、この事業分野で国際競争力を高めるため、世界トップ3 に入りたいとし、国内外でさらに合併や買収の必要があるとみている。

革新機構・投資事業グループの柴田英利マネージングディレクタ ーが24日の都内でのインタビューで明らかにした。統合後の新会社、 ユニキャリアについては「規模的には十分でない。あくまでも第一歩 でしかないと思っている」と話し、さらに合併や買収などを通じて企 業規模を拡大させる可能性を示した。革新機構は次世代の日本を担う 産業創出のため、さまざまな産業分野に投資している。

革新機構は4月に日立建機と日産自のフォークリフト子会社を新 会社に統合すると発表した。革新機構は総額300億円の成長資金を投 入して、新会社の議決権株式の53.3%を保有し、日立建機の26.7%、 日産自の20%を上回る筆頭株主になる。新会社は2012年内の事業開 始を目指している。

国内フォークリフト業界では、この統合新会社のほかにも、シェ ア約4割の豊田自動織機を筆頭に日本輸送機(ニチユ)、コマツ、住友 重機など多くのメーカーがしのぎを削っている。08年にはニチユが三 菱重工業と国内販売事業の統合を発表するなど再編の動きもあった。

柴田氏は世界のフォークリフト業界について「まだまだすごく小 さいプレイヤーはたくさんいる。そういう人たちの整理統合が、場合 によっては合従連衡みたいなものを通じて業界のプレイヤーマップが だいぶ変わっていかざるを得ないだろう」と述べ、国内外のフォーク リフト業界でさらに再編が進むとみていることを明らかにした。

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