アジア株:4日ぶり反発-ギリシャのユーロ離脱懸念が和らぐ

28日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数が4営業日ぶりに反発した。中国の工業セク ター企業利益が4月に減少したものの、ギリシャがユーロから離脱する との懸念が和らいだことが寄与した。

売り上げの3分の1を欧州に依存する任天堂は3%を超える上昇。 世界最大の鉱山会社のオーストラリア・英系BHPビリトンはシドニー 市場で1.4%高。一方、ルネサスエレクトロニクスは11%安。1000億円 規模の増資と1万人超の人員削減を計画していることが、計画案の説明 を受けた関係者の話で分かった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時57分現在、前週末 比0.6%高の112.37。日経平均株価は同12円76銭(0.2%)高の8593円15 銭で引けた。

プリンシパル・グローバル・インベスターズのポートフォリオマネ ジャー、ビナイ・チャンゴシア氏(香港在勤)はブルームバーグテレビ ジョンのインタビューで、「ギリシャのユーロ離脱はないだろう。ギリ シャが構造的に前向きな措置を取れば、事態は長期的に良くなる。中国 はやや懸念材料だが、中国には政策手段がある。成長を軌道に戻すため に、政策のインセンティブを使うことが可能だ」と述べた。

ギリシャの複数の世論調査では、欧州連合(EU)の支援に前向き な政党に対する有権者の支持が高まっていることが示された。

原題:Asia Stocks Rise First Time in Four Days as Greece Concern Eases(抜粋)

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