ユーロ圏の優等生、将来的には共同債受け入れも

エストニアのアンシプ首相は25日、 ユーロ共同債構想について、ユーロ圏各国のリスクの違いを反映させた ものであれば将来的に受け入れが可能だとの認識を示した。

同首相は首都タリンでインタビューに応じ、「遠い将来、ユーロ圏 各国の異なるリスクを織り込んだユーロ共同債を想定することは可能 だ。エストニアは現在の議論の主流である単一化された形でのユーロ共 同債を受け入れることはできない」と述べた。

ユーロ共同債構想をめぐり、欧州連合(EU)加盟国の首脳間では 意見が対立している。エストニアは過去2年連続で財政黒字を報告した ユーロ圏唯一の国で、2011年の公的債務の対国内総生産(GDP)比率 は6%と、ユーロ圏17カ国で最も低い水準となっている。

アンシプ首相はギリシャについて、救済条件を再交渉するという選 択肢は「存在しない」と言明。ギリシャ国民は6月17日の再選挙で、同 国を支援する各国も経済状況が苦しいことを認識する必要があると語っ た。

同首相は「持続可能な財政なしで経済成長をもたらすような、手軽 で痛みのない債務危機の解決策を見いだすことはできない」と話した。

原題:Euro Bonds Adjusted for Member Risk Are Acceptable, Ansip Says(抜粋)

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