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イラン:濃縮ウラン生産を拡大、備蓄は倍増-IAEA報告書

国際原子力機関(IAEA)は25日 公表したイランの核問題に関する報告書で、同国が濃縮ウランの生産を 拡大したことを明らかにした。国際社会はこの濃縮ウランが最終的に核 兵器に利用される可能性を懸念している。

IAEAは11ページにわたる報告書で、イランが20%に濃縮した中 濃度ウランの備蓄を2月時点の73.7キログラムからほぼ2倍の145キロ グラムに増やしたと指摘。同国は2月24日までの3カ月間に同ウランの 生産を3倍に増加させていた。

IAEA査察官は、同国のフォルドにある核施設で濃縮度27%のウ ランが検出されたと報告。これについてイランはIAEAに対し、「オ ペレーターの管理を超える技術的理由」から生じたものだと説明してお り、IAEAは調査を進めている。濃縮度20%超のウランは高濃度とみ なされるが、核爆弾に通常使用されるウランの濃縮度は90%の水準。

IAEAはイランが申告したウランの利用目的が核兵器向けに転用 されていないことを確認したとする一方、査察官はイランが核活動を隠 蔽(いんぺい)していないと確約することはできないと、これまで報告 してきた意見をあらためて示した。

原題:Iran Doubles Its Enriched-Uranium Stockpile, UN Inspectors Find(抜粋)

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