英中銀デール氏:ユーロ圏の不安定な情勢は今後数年続く見通し

イングランド銀行(英中央銀行)の チーフエコノミスト、スペンサー・デール氏は「ユーロ圏は最悪の結果 を一部回避できたとしても、不安定な情勢が今後数年続く」と予想し、 「ユーロ圏が今後も英経済の足を引っ張る」との見通しを示した。

デール氏は英日曜紙サンデー・タイムズとのインタビューで、英中 銀が量的緩和による流動性供給で景気を支える能力には限界があると指 摘した。英中銀の報道官が発言の内容を確認した。

インタビューでデール氏は、新たな予測に基づくと「生産は2014年 まで、危機前のレベルを回復しない」とし、「より力強い成長局面に入 ることもあり得るが、当てにはできない」と語った。

また同氏は「ここ2、3年の特徴はサプライサイド(供給側)の伸 びが弱いことだ。それは生産性の数字に表れている」とし、「英中銀は 量的緩和を通じて経済により多くの資金を供給することが可能だとの見 方もあるが、弱い成長がサプライサイドの問題を反映したものであるな らば、そうした措置は適切でないかもしれない」と述べた。

インフレ率が政府目標上限である3%に低下したことについては、 「これまでのところうまくいっているが、なお道のりは長い」と述べ た。

原題:U.K. Faces Years of Uncertainty From Europe, BOE’s Dale Says (2)(抜粋)

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