ギリシャが支援条件破れば一段と苦難に-新民主主義党党首

ギリシャの新民主主義党(ND)の サマラス党首は、同国が国際的な金融支援の条件を順守せずに一方的に 破った場合、財政が破綻してユーロ圏から離脱、一段と苦難に陥るだろ うとの見解を示した。

サマラス党首はアテネでの演説で、「基本合意を停止すれば、ギリ シャのユーロ圏離脱につながる」と述べ、「ギリシャは制御不能の破綻 に陥り、生活水準は現在の4分の1に下がるだろう」と警告した。演説 は国営NETテレビが生中継した。

今月6日の総選挙で第1党となったが過半数を確保できなかった NDは、国際支援を支持する主要政党。第2党の急進左派連合 (SYRIZA)は支援合意条件に反対している。

サマラス党首はギリシャが支援プログラムを尊重しない道を選択し ても、ユーロ圏にとどまることが可能だと考えるのは間違いだと指摘。 ギリシャの離脱は欧州に5000億ユーロ(約50兆円)から1兆ユーロのコ ストを負わせる一方、条件を順守しないまま残留を認めればポルトガル やスペイン、イタリアも同じ行動に動く恐れがあると述べ、そうなれば コストは10倍かかると述べた。

同党首はさらに、旧通貨ドラクマの復活はギリシャの所得と銀行預 金や不動産の価値が数日で半分以下に減少することになるとの認識も示 した。

原題:Greece Would Worsen Suffering by Breaking Aid Deal, Samaras Says(抜粋)

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