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ゴールドマンCEOの取締役の招集、日曜日2回も-金融危機

市場に不透明感がある際には、取締 役に予定外の電話を入れて緊急会議を通告することがある。米銀ゴール ドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン最高経営責任 者(CEO)は米ガリオン・グループの共同創業者、ラジ・ラジャラト ナム受刑囚の1年前のインサイダー事件裁判で陪審員らにこう語った。

マンハッタンの連邦裁判所で25日に開かれたゴールドマンの元取締 役、ラジャット・グプタ被告の公判では、同社の社外取締役であるハー バード大学経営学大学院のウィリアム・ジョージ教授が陪審員らに対し て、多くの場合は電話で「直前になって招集される会議が非常に多かっ た。さまざまな事柄が協議の対象だった」と述べた。

ジョージ氏の証言は、米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス が破綻した2008年9月にブランクファインCEOが取締役らに行った説 明の内容が焦点となった。当時ゴールドマンやプロクター・アンド・ギ ャンブル(P&G)取締役だったグプタ被告が、知り得た非公開情報を ラジャラトナム受刑囚に提供したと検察は主張している。

資産家のウォーレン・バフェット氏が米投資・保険会社バークシャ ー ・ハサウェイを通じて行ったゴールドマンへの50億ドル(現在のレ ートで約4000億円)の投資に関する情報も漏えいが疑われている。

ジョージ氏は陪審員らに対し、ブランクファインCEOの取締役会 での説明が08年9月には週央や複数の週末に行われ、日曜日に2回とい うこともあったと供述した。検察が証拠として提出した電子メールによ れば、取締役らはぎりぎり2時間前の通知でダイヤルインしなければな らなかったという。

原題:Goldman’s Board Briefed Daily During Collapse, Twice on Sunday(抜粋)

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