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国際帝石:豪イクシスLNG向け1.6兆円融資要請

国際石油開発帝石は、オーストラリ アのイクシス液化天然ガス(LNG)事業向けの資金調達で、みずほコ ーポレート銀行などの銀行団に対し、総額200億ドル(約1兆6000億 円)を要請した。欧州債務問題で金融市場が揺れる中、総事業費340億 ドルの大規模プロジェクト向け融資の行方に注目が集まっている。

事情に詳しい関係者によると、国際帝石は今月末に豪シドニーで銀 行向け事業説明会を行い、来月中に融資団からの回答を求める。会社側 は融資総額のうち50億-60億ドルを国際協力銀行(JBIC)などの輸 出信用機関(ECA)から残りを民間金融機関からを想定しており、民 間融資の一部に日本貿易保険などの保証をつける方向で調整している。

民間金融機関からはファイナンシャル・アドバイザーを務めるクレ ディ・アグリコル銀行とみずほコーポ銀のほか、三井住友銀行や三菱東 京UFJ銀行、ナショナルオーストラリア銀行やオーストラリア・ニュ ージーランド銀行など豪州の4大銀行などが、同融資に参加するとみら れ、債務問題のくすぶる欧州勢の動向が注目される。

今回のLNG開発事業は仏トタル社との合弁事業で、国際帝石が7 割の権益を持つ日本主導の案件。原発事故を受け、LNGの長期・安定 調達が課題の中、年間生産量840万トンのうち7割が東京電力や東京ガ ス、関西電力、大阪ガス、九州電力、中部電力、東邦ガスなど国内向け に供給することが決まっている。

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