バイトマン氏:ECBは権限の限界に達した-ルモンド

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は、ECBが非伝統的措 置に関して、同中銀に負託された権限の限界に達したとの考えを示し た。

同総裁は仏紙ルモンドに25日掲載されたインタビューで、「金融危 機の始まり以来、ユーロシステム(ECBとユーロ圏各国中銀)のバラ ンスシートは2倍以上に膨張した。当局は金融システムの崩壊を防ぐた めに相当のリスクを背負った」とした上で、「最終的に、これらのリス クは納税者、特にドイツとフランスの納税者のリスクだ」と指摘した。

また、「政府は責任を果たさなければならない。するべき仕事を金 融政策に下請けに出すことは許されない」と述べた。ECBによる銀行 への無制限の流動性供給は「時間を稼ぐ役には立ったが、危機の構造的 原因を解決しはしない。モルヒネのようなもので、痛みを和らげるが病 気を治すものではない」と付け加えた。

ギリシャのユーロ圏離脱について想定や準備をしているかとの問い には「この問いには決して答えないことを原則にしている」と答えた。

原題:ECB ‘Reached Limit of Mandate’ on Tools, Weidmann Tells Le Monde(抜粋)

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