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デトロイト街灯の半分が消える日-財政難で生活圏縮小試みる

人口が1950年から6割減少した米デ トロイト市は、街灯をほぼ半数に減らすことで住民の生活圏の縮小を試 みている。

デトロイトの8万8000の街灯のうち4割が現在、故障中だが、市は 修理資金を捻出することができない。デーブ・ビング市長は1億6000万 ドル(約130億円)を借り入れて新しい街灯に入れ替え、数を4万6000 に減らす方針だ。保守管理は外注し、年間1000万ドルを節減する。

他の都市でも経費削減で一部地域の街灯利用をやめるケースが相次 いでいる。コロラド州スプリングスやカリフォルニア州サンタローザ、 イリノイ州ロックフォードがその例だ。だが、デトロイトの計画はさら に踏み込んでおり、人口71万3000人の同市で人口が少ない地域の街灯を 消す計画という。市の企画担当者によると、使われていない不動産や公 園は、全体で139平方マイル(約360平方キロメートル)の市面積のう ち37平方マイルを占める。

デトロイト市は街灯に加え、学校や自治体のオフィスなどにも電気 を供給している。しかし、コンサルティング会社マッキンゼーによる と、同市の電気料金の請求額のうち22%近くが支払われていない。

これもデトロイトが2億650万ドルの財政赤字、120億ドル超の長期 債務を抱える理由の一つだ。同市は州政府の管理下に入ることを避ける ため、市と州が選んだ9人で構成される理事会が財政を監督することで 4月に合意している。

原題:Half of Detroit’s Lights May Go Dark as City Shrinks Itself (1)(抜粋)

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