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チリ銅公社のCEO退任へ-アングロとの交渉本格化のさなか

チリ銅公社(コデルコ)は24日、デ ィエゴ・エルナンデス最高経営責任者(CEO)が退任することを明ら かにした。同社は英アングロ・アメリカンの子会社アングロ・アメリカ ン・スールの株式購入権をめぐる訴訟で、アングロと法廷外での和解に 向けた交渉再開を決めたばかりだった。

チリ証券監督当局のウェブサイトに24日掲載されたコデルコの声明 によると、エルナンデスCEOは「個人的理由」で6月1日付で退社す る。オーストラリア・英系の鉱山会社BHPビリトンの幹部だった同氏 は、2年前にコデルコのCEOに就任した。後任にはトーマス・ケラー 最高財務責任者(CFO)が昇格する。

コデルコとアングロは22日、コデルコにアングロの保有資産を市場 価格より安く買う権利を与えた2002年の契約条件をめぐる対立で、両社 が和解を目指し法的手続きを停止することに合意したと発表した。同国 のデソルミニアク鉱業相は、エルナンデス氏の退任は交渉に影響しない だろうと語った。

エルナンデス氏は昨年10月、三井物産との融資契約締結を受けてア ングロスール株式を49%取得する権利を約60億ドルで行使する計画を発 表。一方、アングロは同年11月にアングロスール株式の24.5%を三菱商 事に53億9000万ドルで売却。コデルコはこの行為が同社の権利を妨害す るものだと訴えていた。

原題:Codelco Chief Resigns as Top Copper Producer Resumes Anglo Talks(抜粋)

--取材協力:James Attwood.

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