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来週のNY原油:54%が下落を予想-米在庫増と世界経済減速

来週のニューヨーク原油先物相場は 下落するとの見方が優勢だ。米国の原油在庫が増加していることや世界 経済が減速していることが懸念された。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト37人を対象に実施した調査 では、20人(54%)が来週の原油先物相場が下落すると予測。上昇を予 想したのは10人(27%)、ほぼ変わらずの予想は7人だった。前回 は56%が下落するとみていた。

米エネルギー省が23日に発表した先週の原油在庫は88万3000バレル 増加し3億8250万バレルとなった。1990年8月以来の高水準。カナダの オイルサンド、米国のシェール(頁岩層)からの生産が増え、ウェス ト・テキサス・インターミディエート(WTI)の受け渡し地点であるオ クラホマ州クッシングでの原油在庫は過去最高となった。

ポテン・エナジー・サービシズ(ニューヨーク)のマネジャー、エ イブ・グラス氏は「貯蔵施設が拡大され、クッシングの在庫は過去最高 水準にある。米国内、世界の経済情勢も上昇には歯止めを掛け続けるだ ろう」と述べた。

複数の銀行幹部によると、中国の大手銀行は経済減速で資金需要が 減り少なくとも7年ぶりに融資目標が達成できない見通し。4月の米機 械受注は減少した。

04年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は50%となっている。ブルームバーグは翌週の原油価格について、石油 アナリストとトレーダーに見通しを尋ねる調査を毎週木曜日に実施して いる。

原題:Oil May Fall After U.S. Inventories Increase, Survey Shows (抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Ramsey Al-Rikabi、Christian Schmollinger、Winnie Zhu、Yee Kai Pin、Ann Koh、Pratish Narayanan.

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