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ドイツ:首相が野党側に歩み寄り-法案への支持獲得目指す

ドイツのメルケル首相は危機対策関 連法案の議会通過を目指して野党側に歩み寄り、景気浮揚策などについ て検討を進めることに合意した。

メルケル首相率いる連立与党の首脳は24日にベルリンで野党党首と 会談。欧州の財政協定と恒久的な救済基金設立の関連法案の成立に必要 な議会の3分の2の支持獲得に努めた。

ドイツの与党会派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU) の院内総務、フォルカー・カウダー議員は記者団に対し、憲法上の問題 や成長戦略の内容を含め「議論の余地がある問題を解決する」ため、6 月13日に再び会合を持つことで合意したと説明した。

メルケル首相が今回の会合を呼び掛けたのは、債務危機に際し財政 緊縮を優先する自身の方針に対する野党側の不満を和らげるとともに、 7月6日から始まる夏季休会までに財政協定と救済基金の関連法案の議 会通過を図る狙いがある。前日夜の欧州連合(EU)首脳会議で、同首 相はユーロ共同債構想の受け入れを拒み、他のEU首脳と対立してい た。

カウダー議員が野党側はユーロ共同債構想について「議論の対象に はならない」との点で与党と一致したと説明する一方、与野党双方はユ ーロ圏の債務の分担に関する一部提案について「研究結果を交換し合 う」方針だ。

原題:Merkel Gives Ground on Austerity in Bid to Pass Crisis Bills(抜粋)

STRQ

--取材協力:Tony Czuczka.

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