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英国:1-3月GDP改定値、前期比0.3%減に下方修正

英経済は1-3月(第1四半期)に 当初の見積もり以上に縮小した。建設の落ち込みが速報値よりも大きか った。イングランド銀行(英中央銀行)が債券購入を再開する根拠は強 まっているもようだ。

英政府統計局(ONS)が24日発表した第1四半期の国内総生産 (GDP)改定値(季節調整済み)は前期比0.3%減と、先月公表され た速報値の0.2%減から下方修正された。建設が4.8%減と、速報の3% 減を下回り3年で最大の縮小となったことが響いた。サービスと製造は 速報から変わらず。貿易と在庫のGDPへの寄与はマイナスだった。

英中銀が23日発表した今月の金融政策委員会(MPC)議事録によ ると、債券購入をいったん停止する今月の決定は「微妙な均衡」に基づ くものだった。ユーロ圏債務危機が英経済を脅かすほか英政府の緊縮策 も景気への逆風となっている。国際通貨基金(IMF)は22日の報告 で、英中銀が一段と政策を緩和すべきだとの見解を示した。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ブライアン・ヒリアード氏 (ロンドン在勤)は「向こう2、3カ月にユーロ危機の緊張が高まれ ば、英中銀は行動するだろう」と述べた。英国は「4-6月(第2四半 期)にもう1期マイナス成長となり、7-9月(第3四半期)にプラス に戻るだろう」との予想も示した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト29人の調査の中 央値で、1-3月成長率は前期比マイナス0.2%と見込まれていた。 GDPは前年同期比では0.1%減となり、2009年10-12月(第4四半 期)以来で初めて縮小した。

原題:U.K. Economy Shrinks More Than Estimated on Building Slump (2)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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