ユーロ圏:5月総合景気指数、45.9に低下-予想以上の悪化

ユーロ圏のサービス業と製造業を合 わせた経済活動は5月、事前予想以上に縮小した。域内経済が1-3月 (第1四半期)の停滞から抜け出すことの困難が示唆された。

マークイット・エコノミクスが24日発表した5月のユーロ圏総合景 気指数(速報値)は45.9と、前月の46.7から低下した。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト14人の調査では、中央値で46.6が 見込まれていた。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目とされる。

ユーロ圏では政府の緊縮財政や高い失業率が経済の足かせとなって いる。随一の経済大国であるドイツでも今月、Ifo経済研究所の企業 景況感指数が事前予想以上に低下した。

INGグループのエコノミスト、マルティン・ファンフリート氏 (アムステルダム在勤)は「5月の指数はひどいものに思われる。4- 6月(第2四半期)のユーロ圏域内総生産(GDP)の縮小がほぼ確実 なことを示すものだ」と述べた。「当社は依然、基本シナリオとして7 -12月(下期)に弱いながらもプラス成長へ徐々に回復すると予想して いるが、債務危機の悪化と緊縮財政の重しで、リスクは明らかに縮小長 期化の方に傾いている」と付け加えた。

総合景気指数を構成する製造業景気指数は45.0と、4月の45.9から 悪化し2年11カ月ぶり低水準。サービス業景気指数は46.5(4月 は46.9)に低下した。

原題:Euro-Area Manufacturing, Services Shrink More Than Forecast (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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