5月独Ifo景況感指数、予想以上の低下-ギリシャ離脱懸念

ドイツのIfo経済研究所がまとめ た5月の独企業景況感指数はエコノミスト予想以上に低下した。ギリシ ャがユーロ圏を離脱するとの観測が景況感を曇らせた。

Ifo経済研が24日発表した5月の企業景況感指数は106.9と、前 月の109.9から低下。下げ幅は昨年8月以来で最大だった。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中央値は109.4だっ た。

今月初旬の総選挙後に政権が誕生しなかったことを受け、ギリシャ の将来をめぐる不透明感は高まった。ギリシャは6月17日に再選挙を実 施する。ドイツ経済は1-3月(第1四半期)に予想を上回る成長とな ったものの、この日発表された別の指標によると5月は製造業活動が約 3年で最も大きく縮小した。

ABNアムロ銀行のエコノミスト、アリン・スハウリング氏(アム ステルダム在勤)は「この日の指標は第2四半期が第1四半期に比べて 相当弱くなることを示唆した」とし、「ドイツの最大の輸出市場である ユーロ圏は緊縮財政の打撃を受けているし、ギリシャにはまた別の問題 がある。第2四半期のドイツ経済は最良でも横ばい、ユーロ圏はマイナ スになるだろう」と話した。

5月の現状指数は113.3と4月の117.5から低下。期待指数は100.9 (前月102.7)に落ち込んだ。

マークイット・エコノミクスがこの日発表したドイツの製造業景気 指数は5月に45と、2009年6月以来の低水準となった。指数は50を下回 ると活動縮小を示す。

原題:German Business Confidence Fell in May on Greek Exit Concern (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Malpass、Alex Webb.

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