海外勢5週連続で日本株売り越す、シェア71%に上昇-5月3週需給

5月第3週(14-18日)の日本株 市場で、海外投資家は5週連続で売り越したことが東京証券取引所の 公表データで分かった。委託売買代金に占める海外勢シェアは71.1% (前の週は70.4%)に上昇し、海外勢による強い売り圧力が、日本株 相場の下げを主導したことが確認された。

東証が24日に発表した同週の投資部門別売買動向によると、東京、 大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は差し引き834億 円売り越した。売越額は前の週の2074億円からは縮小。海外勢の売り 越し期間としては、昨年10月1週の11週連続以来の長さとなる。代 金に占めるシェアの高さは、2008年1月3週の71.4%以来。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリス トは、「欧州債務危機や米国経済統計の悪化などを受けた週末18日に、 海外勢は世界的に株を外す動きを加速させる一環で、日本株への売り 圧力も強めた」と指摘。為替の円高進行が響いた面もある、と言う。

第3週の日経平均株価は、18日に3%(265円)安とことし最大 の下げを演じ、週間では3.8%(342円)安の8611円で終え、7週連 続の下落となった。

海外勢以外の動向は、個人投資家が7週連続の買い越しで、買越 額は986億円と前の週の1623億円から縮小。売買代金シェア2位の個 人の比率は18.5%と、前の週の19.6%から低下した。

年金資金の動きなどを示す信託銀行は2週ぶりに買い越し(27億 円)。このほか買い越しは、投資信託(25億円)、事業法人(332億円)、 その他法人等(72億円)、その他金融機関(138億円)。半面、売り越 しは証券自己(849億円)、生保・損保(37億円)、都銀・地銀等(10 億円)。

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