中国次期指導部、経済の開放いや応なし-前駐中国大使

経済成長の持続を目指す中国の次期 指導部にとって、国内経済の開放と政治活動の制約緩和はいや応なしだ -。米国の前駐中国大使、ジョン・ハンツマン・ジュニア氏はこう指摘 する。

ハンツマン氏は23日、米中関係全米委員会(NCUSCR)がニュ ーヨークで主催したイベントに出席し、「世界への開放で求められるの はビジネスのやり方の標準化だ。分厚いカーテンの陰に隠れて決定する ことはできない」と述べた。

中国は10年に1度の指導部交代の時期を迎えており、今後は1949年 の中華人民共和国建国から第5世代となる指導部への移行が進み、習近 平国家副主席が胡錦濤国家主席からトップの座を引き継ぐことが事実上 確定している。

ハンツマン氏は、中国全国人民代表大会(全人代 、国会に相当) における「鄧小平王朝は終わりにきている」と指摘した。中国の最高指 導者で1997年に死去した鄧氏は、78年に中国の改革開放政策を始めた。

2009-11年に駐中国大使を務めたハンツマン氏は今年1月、米大統 領選挙に向けた共和党の候補者選びで指名獲得争いから撤退。中国で産 業界のロビー活動の台頭を目の当たりにしたという同氏は、これを「特 殊政治利益」だと呼んだ。

ハンツマン氏によれば、中国経済を発展させる必要性が次期指導部 を「現実的」にし、インターネット規制や政治活動家への対応など社会 と政治の制約を緩めるよう迫る公算が大きいという。

原題:China’s New Leaders May Back More Economic Reform, Huntsman Says(抜粋)

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