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モルガンSのCEO:フェイスブックIPO価格設定会議に参加

米フェイスブックの新規株式公開( IPO)の条件決定で17日に開いた電話会議で、同社とモルガン・スタ ンレーの幹部は両立し得ない問題と向かい合った。IPO価格を低く設 定して投資家の利益確保を優先するのか、それとも価格を高く設定して 同社がIPOでできるだけ多くの資金を集めるのかというものだ。

事情に詳しい複数の関係者が協議は非公開だとして匿名で語ったと ころによると、モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営 責任者(CEO)やフェイスブックのデービッド・エバースマン最高財 務責任者(CFO)らが電話会議に出席し、36-41ドルの公募・売り出 し価格レンジを話し合った。エバーマンCFOは、IPOで同社が最大 限の収益を確保し、取引初日の株価上昇率を10%以内に抑える方針だっ たという。

関係者らによると、幹事を務めたJPモルガン・チェースやゴール ドマン・サックス・グループも電話会議に参加した。モルガン・スタン レーのテクノロジー業界担当投資銀行部門グローバル共同責任者、マイ ケル・グライムス氏やグローバル資本市場グループのダン・シムコウィ ッツ会長の姿もあった。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ CEOは出席していなかった。

関係者1人によると、JPモルガン側は、38ドルを上回る価格への 顧客の要望が非常に強いことを示唆した。関係者らによると、参加者 は38ドルですぐに合意し、意見を戦わせることはなかった。

一部の投資家やアナリストはその後、フェイスブックが需要を読み 違えてIPO価格を高く設定し過ぎたと批判している。株価は23日まで に16%下落した。

投資銀行のCEOがIPOの条件決定の話し合いに加わることは珍 しく、モルガン・スタンレーが主幹事として力を入れていたことを裏付 けている。同行は主幹事として約6700万ドル(約53億円)の手数料を受 け取ることになる。

原題:Morgan Stanley’s Gorman Said to Join Facebook Call on IPO Price(抜粋)

--取材協力:Erik Schatzker.

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