【個別銘柄】シャープ急騰、カカクコム上昇、安藤建急落、テルモ安い

きょうの日本株市場で、価格変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

シャープ(6753):前日比7.1%高の395円。鴻海が四川省成都に建 設する液晶パネル工場に、シャープが先端技術を供与する方向で最終調 整している、と24日付の日本経済新聞電子版が報じた。シャープが受け 取る技術料は最大で数百億円に達するもようと伝えている。また、鴻海 にスマートフォンの生産を委託し、シャープブランドで販売するなど、 携帯電話事業でも提携することを検討しているという。

輸出関連:キヤノン(7751)が2.2%安の3160円、日産自動車 (7201)が1.4%安の755円、デンソー(6902)が1.4%安の2369円な ど。23日の欧州連合(EU)首脳会議で危機の拡大阻止に向けた具体的 な進展が見られず、ユーロが上値の重い展開が続いた。きょうの東京外 国為替市場では円・ユーロは1ユーロ=100円付近、ドル・円も1ドル =79円中盤と前日から円高方向への動きで、収益の下振れ不安が高まっ た。

安藤建設(1816):15%安の94円。ハザマ(1719)と13年4月1日 に合併すると午前の取引終了後に発表した。ハザマを存続会社とし、安 藤建の1株に対してハザマの0.53株を割り当てる。ハザマの午前終 値176円と合併比率に基づく安藤建の理論価格は93円で、さや寄せする 動きとなった。ハザマは2.3%高の179円。

カカクコム(2371):5.4%高の2387円。電通(4323)と資本・業 務提携で基本合意したと23日発表した。インターネット広告やデジタ ル・マーケティング事業などを共同で推進するという。電通はカルチュ ア・コンビニエンス・クラブ(4756)から発行済み株式総数の15%に当 たる875万株を取得し、第2位株主になる見通し。

大林組(1802):2.9%高の315円。JPモルガン証券は23日、大手 ゼネコン4社では、工事損失引当金の残高がもっとも少なく、国内の低 価格競争の悪影響を最小限にとどめているのはポジティブと指摘。会社 計画の建築工事利益率の見通しが保守的で、今期中に会社計画が上方修 正される可能性があるとし、13年3月期連結営業利益予想を10億円増額 し、360億円を見込んだ。

テルモ(4543):2.7%安の2810円。クレディ・スイス証券が23 日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標株価 を3900円から2600円に引き下げた。13年3月期は業績の踊り場で、新製 品不足は明らかと指摘。成長加速確認まで時間を要する見通しで、今後 さらにバリュエーションが低下するリスクもあると予想する。

オムロン(6645):1.2%高1646円。ドイツ証券は23日、投資判断 を「ホールド」から「買い」に、目標株価を1540円から2050円に引き上 げた。主力のファクトリー・オートメーション(FA)事業が調整局面 を脱しつつあり、下期(12年10月-13年3月)以降から本格回復が期待 できると指摘。13年3月期業績計画は保守的で、若干の上振れ余地があ るとの見方を示した。

ニッセンホールディングス(8248):2.7%安の359円。5月の単体 売上高が前年同月比6.5%減、インターネット経由の売上高が同5.3%減 となり、ともに2月以来、3カ月ぶりに前年水準を割り込んだ。

東京エレクトロン(8035):0.9%安の3690円。BNPパリバ証券 は23日、目標株価を5700円から4700円に引き下げた。13年3月期の営業 利益予想を607億円から568億円に減額したほか、同期想定株価純資産倍 率(PBR)を1.6倍から1.4倍に変更した。

ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985):1%高の1万9910 円。新宿NHビルの良好な収益などを背景に、11年10月-12年3月期営 業利益が7億5000万円と会社計画の7億2400万円を上回った。1口当た りの分配金も従来予想の7400円から8166円に上積みした。

アゼアス(3161):5.2%高の484円。12年4月期の連結営業利益は 前の期に比べ28%増の5億1700万円と、従来計画の4億2200万円を上回 ったもよう、と23日に発表した。福島第一原子力発電所や周辺の復旧作 業やその他の震災被災地向け需要で防護服、手袋など保護具の売り上げ 増加が寄与した。

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