コンテンツにスキップする

フェイスブックIPO、日ごとに輝き失う-調査と提訴にまみれ

米フェイスブックの新規株式公開 (IPO)は日に日に輝きを失いつつある。

フェイスブック株は21、22日と続落し、IPO価格(38ドル)から の下落率が18%に達した。投資家や規制当局の動きは、今回の160億ド ル(約1兆2700億円)規模のIPOに対して新たな懸念を呼んでいる。

主幹事を務めた米モルガン・スタンレーは、フェイスブックの IPOで自社の対応に問題はなかったと主張。マサチューセッツ州証券 当局は22日、顧客との情報のやり取りをめぐって同行に召喚状を送付し た。米証券取引委員会(SEC)と金融取引業規制機構(FINRA) は今回の上場について調査する可能性に言及。フェイスブック株を購入 した投資家はIPOをめぐり、同社取締役やナスダックOMXグルー プ、引受会社を提訴した。

テクノロジー業界における過去最大規模のIPOを前に膨らんでい た期待は、IPO価格が高過ぎたのではないかといった投資家の怒りに 代わっている。

投資会社ホランド(ニューヨーク)のマイケル・ホランド会長は 「違法なことや厄介なことというより、バリュエーション(株価評価) こそが騒ぎを引き起こした真に理解し難い部分だった」と指摘した。

17日に実施されたフェイスブックIPOでは、対象とする株式数が 当初予定より25%多い4億2120万株に増えたほか、IPO価格の仮条件 も34-38ドルと従来の28-35ドルから引き上げられた。フェイスブック 株の22日の終値は31ドル。23日は前日比3.2%高の32ドルで引けた。

原題:Facebook IPO Scrutiny Grows as Morgan Stanley Defends Role (6)(抜粋)

--取材協力:Brian Womack、Nina Mehta、Whitney Kisling、Bob Van Voris、Andrew Dunn、Lisa Rapaport、Eric Engleman.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE