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ゴールドマン幹部、ラジャラトナム被告に情報渡す-米当局

ヘッジファンドの米ガリオン・グル ープを舞台にしたインサイダー取引事件で、ゴールドマン・サックス・ グループのニューヨーク在勤のアジア株式セールス責任者、デービッ ド・ローブ氏は、インテル、アップル、ヒューレット・パッカードの3 企業に関する情報をガリオンの共同創業者ラジ・ラジャラトナム被告に 渡したと、米連邦検事補が明らかにした。

リード・ブロドスキー連邦検事補が23日、米ニューヨーク・マンハ ッタンの連邦地裁の審問で明らかにした。同事件で起訴されたラジャッ ト・グプタ被告の弁護を担当するゲーリー・ナフタリス弁護士が、検察 がローブ氏に関する証拠の提供を差し控えたと主張したことを受けたも の。検察はこの主張を否定している。

グプタ被告はゴールドマンの元取締役で、1994年から2003年までコ ンサルティング会社マッキンゼーの代表を務めていた。同被告は、07年 から09年1月にかけてラジャラトナム被告に内部情報を渡したとして、 共謀などの罪で起訴された。

ブロドスキー検事補は、この日陪審員なしで行われた審問で、「証 拠で明らかになるが、ローブ氏はインテル、アップル、ヒューレット・ パッカードの情報をラジャラトナム氏に提供した」と述べた。この上 で、ローブ氏が渡したとされる情報はグプタ被告が漏らした情報とは違 うと説明した。

ブロドスキー検事補は、被告側が「このことを誇張して陪審員を混 乱させたいと思っている」と述べた。

米当局がローブ氏の名前を公の場で明らかにし、同氏がアップル、 インテル、ヒューレット・パッカードの情報をラジャラトナム被告に渡 していたと認めるのは初めて。ローブ氏はこの事件で起訴されておら ず、グプタ被告は不正行為を否定している。

原題:Goldman’s David Loeb Passed Tip to Rajaratnam, U.S. Says (2)(抜粋)

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