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ブラジル株:ボベスパは続落-欧州危機懸念で銀行株に売り

23日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落。欧州債務危機が世界の金融システムを損なうと の懸念から銀行株が下げたほか、商品相場安を受けて資源株が売られ た。

原油安を背景にブラジル石油公社(ペトロブラス)は2.4%下落 し、ボベスパの下げに最も響いた。資産規模で中南米最大の銀行、ブラ ジル銀行は4.2%値下がりし、銀行株の下げの中心となった。国内小売 り最大手のブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン・グルーポ・パン・ ジ・アスーカルは5.2%安。今週初めに発表された刺激策は景気てこ入 れには不十分だとの懸念が強まった。

ボベスパ指数は前日比0.8%安の54619.48で終了。一時は3.6%下げ る場面があった。指数構成銘柄のうち下落が48銘柄、上昇は18銘柄。通 貨レアルは2.8%高の1ドル=2.0326レアル。ブラジル中央銀行はレア ル下落阻止に向け、3日連続で通貨スワップ入札を実施した。

エンペイリコス・リサーチのアナリスト、ロドルフォ・アムスタル デン氏は電話取材で、「欧州問題は日を追うごとに複雑になっており、 この問題に関する明るい材料が浮上しない限り、株式相場の回復はなさ そうだ」と指摘。「状況が一段と悪化した時に世界の金融システムに何 が起こり得るかを人々は懸念している。銀行株は欧州問題の不安が募る ことの影響を最も受ける銘柄の1つだ」と述べた。

原題:Bovespa Declines as Banks Tumble, Commodities Plunge on Europe(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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