ミネアポリス連銀総裁:金融政策では全ての雇用問題解決できず

米ミネアポリス連銀のコチャラコタ 総裁は、連邦準備制度理事会(FRB)が信用危機による雇用へのダメ ージを全て修復することはできないと述べ、財政政策が労働市場の再生 を支援し得るとの見解を示した。

コチャラコタ総裁は23日にサウスダコタ州ラピッドシティで講演 し、連邦公開市場委員会(FOMC)は「達成が期待できる最大限の雇 用の水準について不確実性が特に強い状況に直面している」と指摘。税 制のように失業率に影響する要因をコントロールする能力をFOMCは 有していないと付け加えた。

同総裁はまた、「雇用が金融政策を使って達成可能な最大限の水準 に近くても、一層の押し上げに利用可能な金融政策以外の手段があるだ ろう」と述べ、一つの手段として雇用主が負担する給与税の引き下げに 言及。「こうした措置は雇用主が採用を拡大する新たな動機となり、財 政赤字の増大という代償を伴うものの、雇用を増やし失業率を低下させ る」とした。

原題:Kocherlakota Says Fed Probably Can’t Fix All Job Market Ills (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE