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NY原油:90ドル割れ、10月以来の安値-在庫増を嫌気

ニューヨーク原油先物相場はバレル 当たり90ドルを割り込み、昨年10月以来の安値に沈んだ。米国の在庫増 加が背景。この日は欧州連合(EU)首脳会議が開かれ、域内債務危機 について協議されている。

米エネルギー省によると、先週の原油在庫は88万3000バレル増の3 億8250万バレルと、22年ぶりの高水準になった。今回のEU首脳会議は ギリシャが危機に見舞われてから18回目で、フランスのオランド大統領 誕生後初めてとなる。ユーロはほぼ2年ぶりの安値水準に下落した。

アダム・メッシュ・トレーディング・グループのチーフストラテジ スト、トッド・ホーウィッツ氏は「価格は80ドル台半ばまで下落し、最 終的には昨年夏の安値である75ドル付近を試す展開になると予想してい る」と発言。「原油が下げている要因は、在庫が増え続けていることや ドルが対ユーロで急上昇していることだ。商品全般に影響が及んでい る」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日 比1.95ドル(2.12%)安の1バレル=89.90ドルで終了。終値では昨 年10月21日以来の安値となった。年初からは9%値下がりしている。

原題:Oil Falls Below $90 as Supplies Rise, Erasing Gains Through 2011(抜粋)

--取材協力:Jonathan Tirone、Nayla Razzouk.

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