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英国債:上昇、量的緩和の拡大期待で-利回りは過去最低

23日の英国債相場は上昇。利回りは 2年、5年、10年物がそれぞれ過去最低を付けた。イングランド銀行 (英中央銀行)がこの日公表した議事録によれば、今月9、10両日開催 の金融政策委員会(MPC)で量的緩和(QE)の休止を決定した MPCメンバーの一部は「微妙な均衡」に基づいてそうした判断を行っ ていたことが分かった。

同議事録によれば、MPCは8対1で資産購入枠を3250億ポンドで 維持しQEをいったん打ち切ることを決定。国際通貨基金(IMF) は22日の報告書で、英中銀は一段の景気刺激策を講じる必要があると指 摘している。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダの英国債ストラテジスト、サム・ ヒル氏は「MPC議事録からの英国債市場へのメッセージは、必要に応 じてQEが拡大される確かな可能性があるということだ。それで相場が 支えられている」と述べた。「市場はIMFの前日の指摘を深刻に受け とめている。QE拡大の期待が増すのは支援要因だ」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時10分現在、10年債利回りは1.78%。一時は前 日比12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.757%と、 過去最低を付けた。同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格 は0.96上げ119.92。2年債利回りは0.242%、5年債は0.735%といずれ も過去最低に下げた。

原題:U.K. Bond Yields Fall to Records After BOE Minutes, Retail Sales(抜粋)

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