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ユーロが対円で100円割れ、株・商品も下落ーEU首脳会議控え

23日の金融市場では、ユーロが対ド ルでほぼ2年ぶりの安値を付けたほか、円に対しては2月以来で初めて 1ユーロ=100円を割り込んだ。株式・商品相場も大幅に下落。ギリシ ャのユーロ圏離脱懸念が広がる中、欧州連合(EU)はこの日、ブリュ ッセルで首脳会議を開く。外国為替市場では円とドルが上昇し、国債市 場ではドイツ国債と米国債が買われている。

ニューヨーク時間午前10時41分時点で、ユーロはドルに対し前日 比0.9%安の1ユーロ=1.2570ドルと、2010年7月以来の安値を付け た。MSCIオールカントリー世界指数は2%安となり、終値ベースで は3月以降で最大の下げとなった。米S&P500種株価指数は1.3%安。 円は主要16通貨全てに対して値上がりし、ドルは円を除く全通貨に対し て上昇している。円は対ドルで0.7%高。

ドイツ30年債利回りは初めて2%を割り込み、米10年債利回りは6 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.71%となった。商 品24銘柄で構成するS&P・GSCIスポット指数では、構成銘柄全て が下げた。

ABNアムロ・プライベート・バンキングのアジア株式調査責任 者、ダフネ・ロート氏はブルームバーグテレビジョンのインタビュー で、「状況は依然として極めて脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘。「ギリ シャがユーロ圏を離脱する公算は大きい。残留しても、ボラティリティ (変動性)は高まっていくだろう」と予想した。

原題:Euro Sinks to Lowest Since 2010 as Stocks, Commodities Tumble(抜粋) Euro Drops to 22-Month Low Before EU Summit as Yen Rises on BOJ (抜粋)

--取材協力:Susan Li、Claudia Carpenter、Andrew Rummer、Daniel Tilles、Stephen Voss.

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