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ギリシャ、国内銀行に180億ユーロの資金注入へ-預金流出で

ギリシャが今週発表した国内銀行に 対する180億ユーロ(約1兆8000億円)の資金注入は、預金流出の阻止 につながる可能性がある。預金流出額は過去2年半で750億ユーロに達 している。

ギリシャ金融安定基金(HFSF)は22日遅く、資金増強の条件を 承認したことを明らかにし、国内銀行と欧州金融安定ファシリティー (EFSF)に最終同意を求める契約書を23日に送付すると述べた。

今月6日のギリシャ総選挙では、欧州連合(EU)と国際通貨基金 (IMF)による同国救済第2弾の条件に反対する複数野党の得票が合 計で過半数を超え、ギリシャのユーロ圏離脱観測が広がり、預金流出が 加速している。これを受け16日には、欧州中央銀行(ECB)が資本増 強を終えていないギリシャの一部銀行向け融資を一時停止。銀行はギリ シャ中銀による緊急流動性支援(ELA)プログラムに頼ることとなっ た。

アルファ銀行(アテネ)のグループ主任エコノミスト、マイケル・ マスラキス氏は「選挙結果はショッキングだった」とし、「こういった 方向性は預金者を不安にさせる。5月6日直後から預金流出が起こり、 2-3日続いた」と指摘。資本増強は「預金流出の反転を促すだろう」 と述べた。

原題:Greek Capital Boost May Help Banks to Staunch Deposit Outflows(抜粋)

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