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アジア株:3日ぶり反落-ギリシャ懸念と日銀の緩和見送りで

23日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数は3営業日ぶりに反落した。ギリシャがユー ロ圏を離脱するとの懸念が高まった上に、日本銀行が追加緩和を見送っ たことで、輸出業者の見通しが暗くなった。

ギリシャのピレウス港でコンテナ施設を運営する中遠太平洋(コス コ・パシフィック)は香港市場で3.8%安。三井物産も下げた。台湾市 場では、広達電脳などパソコンメーカーが下落。米デルの売上高見通し が市場予想を下回ったことが嫌気された。医薬品メーカーの上海医薬集 団は香港市場で26%の値下がり。当局が同社を買収に絡む不正行為の疑 いで調査しているとの報道を受けて売られた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時14分現在、前日 比1.6%安の111.92。構成銘柄のうち値下がりと値上がりの比率は約8 対1。10業種全てが下落した。

ラッセル・インベストメント・グループのアジア太平洋地域担当チ ーフ投資ストラテジスト、アンドルー・ピース氏(シドニー在勤)は 「ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、市場にとって重大なイベントとな るだろう」と指摘。市場は「ギリシャの離脱を防ぐか、離脱する場合は 他の国々への波及を抑えるために強力な防火壁を構築するといった欧州 の政治的解決」を見たいと望んでいると述べた。

原題:Asia Stocks Snap Two-Day Rally on Greece Exit Risk, BOJ Decision(抜粋)

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