国内3位の航空会社、スカイマーク の株価が大幅反落。国土交通省が前日に安全な運航体制の確立について 厳重注意したことが嫌気されて売りが膨らんでいるようだ。

株価は前日比4.7%安の512円まで下落する場面もあった。午前10 時23分現在は、同17円(3.2%)安の520円まで取引されている。出来高 は東証マザーズ市場で第2位で約19万3000株。

独立系投資顧問会社のバリューサーチ投資顧問の松野実社長は、 「路線と事業を急拡大させているひずみが出た形」と述べた上で、「航 空業界は、安かろう、悪かろうが容認できない業界であり、このままで は客離れが起きかねない。早急な対応が求められる」と指摘した。た だ、株価については「業績も好調で割安な銘柄でもあるため、対応に過 ちがなければ、限定的な影響にとどまるだろう」との見方を示した。

国交省は、安全上の支障を及ぼす事態を連続して発生したことを受 けて、14日から3日間スカイマークに立ち入り検査を行い、安全管理体 制の不備などが認められたと発表した。同省はスカイマークに対し て2010年4月にも業務改善勧告を行ったが、同社の対策の効果が十分で ないとして、今回は厳重注意とした。

スカイマーク広報担当者の奥田佳代氏は、ブルームバーグの取材に 対し「今後このような事象を起こさないよう、再発防止に努め、一層の 安全運航に努める」と述べた。

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