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欧州債:イタリア債続伸-欧州首脳会議控え、独・英国債下落

22日の欧州債市場ではイタリア10年 債が5営業日続伸。2カ月で最長の連続高となった。23日の欧州連合 (EU)首脳会議で域内景気を押し上げる追加措置が発表されるとの観 測が相場を支えた。

スペイン国債も上昇し、10年債利回りは1月以来最大の低下。ドイ ツのショイブレ財務相は21日、ブリュッセルで開催の首脳会議につい て、ドイツは成長支援のためのあらゆる構想を検討すると発言した。債 務危機封じ込めへの楽観は一方で、ドイツ国債の売り材料となった。同 国債の利回りは過去最低水準に近い。

DZ銀行の債券ストラテジスト、ミヒャエル・ライスター氏は 「EUの幅広いレベルでの政策対応があるかもしれないとの漠然とした 見方がある」と指摘。「投資家はハルマゲドンのシナリオは相当部分が 既に織り込まれたと認識している。利回りが過去最低に達したことを踏 まえ、ドイツ債で利益を確定させる動きが多少ある」と説明した。

ロンドン時間午後4時10分現在、イタリア10年債利回りは前日比19 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.60%。一時 は5.59%と、今月14日以来の低水準を付けた。同国債(表面利率 5%、2022年3月償還)の価格は1.23上げ95.965。5日続伸は3月2日 までの期間以来最長。

スペイン10年債利回りは18bp低下の6.09%。日中の下げとしては 1月27日以来最大となる20bp低下となる場面もあった。

ドイツ10年債利回りは5bp上昇の1.48%。18日は過去最低 の1.396%を付けていた。2年債利回りは2bp上げて0.06%。過去最 低は18日に記録した0.031%。

独連邦銀行によれば、ドイツが23日入札する2014年6月満期の50億 ユーロ相当の債券はクーポンが0%となる。4月18日の前回の2年債入 札では、平均落札利回りが0.14%と過去最低だった。

EU首脳会議を控え、安全資産と見なされる英国債も続落。10年債 利回りは3bp上昇の1.88%となった。一時は、今月16日以来の高水準 となる1.90%に達した。同国債(表面利率4%、2022年3月償還)の価 格は0.31下げ118.92。

原題:Italian Bonds Gain on Bets Leaders Will Boost Growth; Bunds Fall(抜粋) 原題:Pound Weakens Versus Dollar as Inflation Slows; Gilts Decline(抜粋)

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