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イタリア経済、12年は政府予想以上に縮小の公算-国家統計局

イタリア国家統計局(ISTAT) は2012年の同国経済について、政府予想以上に縮小するとの見通しを示 した。内需や投資が減退し、01年以降4度目のリセッション(景気後 退)は長引く見込みだとしている。

ISTATのエンリコ・ジョバンニ局長は22日、ローマで年次報告 を発表。講演原稿によれば、同国の国内総生産(GDP)成長率は今年 マイナス1.5%に落ち込み、13年は反転してプラス0.5%となる見込み。 家計消費は2.1%、民間設備投資も5.7%それぞれ縮小する見通し。

モンティ内閣は今年の成長率をマイナス1.2%、13年はプラス0.5% と予測。一方、経済協力開発機構(OECD)はこの日の発表で、今年 はマイナス1.7%、来年はプラス0.5%成長との見通しを示した。 ISTATはまた、失業率は現在9.8%と12年ぶり高水準となっている が、来年まで低下し始めることはないとの見方を示している。

ジョバンニ局長は「今年は経済的にも社会的にも非常に困難な年と して記憶されるだろう」とし、昨年イタリアは「想像以上に脆弱(ぜい じゃく)であると自覚し多くの未解決の問題に取り組み始めたため、状 況の深刻さを徹底的かつ痛みを伴いながら認識せざるを得ない」状況に 追い込まれたと指摘した。

原題:Italy to Contract More Than Forecast by Government, Istat Says(抜粋)

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