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高級ボルドーワイン価格:11年産は前年を最大45%下回る

シャトー・ラフィット・ロートシル トやシャトー・コス・デストゥルネルなどフランスのボルドーで2011年 に生産された高級ワインが近年のビンテージワインを30-45%下回る価 格で販売されている。09年産と10年産が例年にない高品質に恵まれたた め、新物への投資意欲が低下した。

ロンドンのワイン取引所Liv-exによると、第1級のラフィッ トは1ケース当たり8410ドル(約67万円)と、10年産を41%、09年産 を45%、それぞれ下回る価格で取引されている。第2級のコス・デスト ゥルネルは同1680ドルと、10年産を45%、09年産を62%下回る。

アジアでボルドー産ワインをより慎重に選んで購入する動きが広が る一方、欧米の買い手は割安な過去のビンテージワインに注目し、熟成 に10年以上を要するワインにプレミアムを支払おうとしない。ロバー ト・パーカー氏らワイン批評家は11年産について、それ以前の2年間に 醸造されたワインと比較して全般的に品質が劣ると指摘する。欧州の景 気低迷や経済成長の軟調さ、銀行の賞与減少もワイン市場を押し下げて いる。

ビベンダム・ワイン(ロンドン)のマネジングディレクター、マイ ケル・ソーンダース氏は試飲会で「11年産は不確実性が強い。10年産ほ ど幅広く評価されていない。この段階で11年産を購入するのなら現実的 な理由が必要だ」との見方を示した。

(コリンズ氏はブルームバーグ・ニュースの芸術・文化部門でワイ ン市場に関する記事を執筆しています。この記事の内容は同氏自身の見 解です)

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