コンテンツにスキップする

OECD:スペイン、13年もマイナス成長-資金環境厳しい

経済協力開発機構(OECD)は、 ユーロ圏で経済規模4位のスペインについて、2013年もマイナス成長が 続くとの見通しを示した。政府と民間部門の資金調達環境も厳しい状態 が継続するとみている。

OECDは22日公表した報告で、スペインの13年の国内総生産 (GDP)成長率がマイナス0.8%になると予想した。今年の成長率は マイナス1.6%を見込んでいる。国際通貨基金(IMF)が今年マイナ ス1.8%となった後、来年はプラス0.1%に回復すると予測しているのと は対照的だ。

スペインのラホイ首相が今年の財政赤字の当初の目標を達成できな いと発表した3月2日以降、同国の借り入れコストは100ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)余り上昇し、ギリシャやアイルランド、 ポルトガルが金融支援の要請に追い込まれた7%の水準に接近しつつあ る。

OECDは「スペイン国債利回りのリスクプレミアムがさらに上昇 すれば、民間セクターの資金調達コストを押し上げ、リセッション(景 気後退)が深刻化するだろう」と警告した。

OECDによると、緊縮策や民間部門のレバレッジ解消に伴い来年 の民間消費は1.8%、政府支出は4.5%それぞれ減少し、失業率は25.3% に悪化する見通し。

OECDは、スペイン政府の今年の財政赤字目標であるGDP比 率5.3%の達成には0.1ポイント、13年の目標の3%には0.3ポイント届 かないと予測。同国の公的債務残高のGDP比率は昨年の68.5%から今 年が81.1%、来年は84.1%に拡大するとしている。

原題:Spain to Stay in Recession in 2013 as Funding Falters, OECD Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE