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急成長のマカオ経済、深刻な人手不足がカジノ運営各社の悩み

昨年21%の経済成長率を達成したマ カオだが、340億ドル(約2兆7000億円)規模のカジノ業界は悩みを抱 えている。深刻な人手不足だ。香港と並ぶ中国の特別行政区であるマカ オは今や売上高で世界最大のカジノ拠点で、完全雇用に近い状態だ。

米国のラスベガス・サンズとウィン・リゾーツや、香港のギャラク シー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽)などカジノ運営各 社は、カジノ収入を昨年42%押し上げた主役である中国人観光客をさら に呼び込もうとしているが、労働力の確保がままならない状況だ。人口 約50万のマカオの居住者雇用を企業に義務付ける規定が賃金を押し上げ ており、カジノ各社はカードディーラーや建設労働者、企業幹部の確保 に躍起だ。

サンズ・チャイナのエドワード・トレーシー最高経営責任者 (CEO)は「誰もが直面している課題だ。人口50万人で失業率 は2.1%。この2.1%という失業率はほとんどゼロに近い状況で、こうし た人々はたぶん職探しはしていないのだろう」と話す。

ブルームバーグによる2002年のデータ集計開始後、マカオの失業率 は最も低い水準だ。マカオの旧宗主国ポルトガルの月次失業率15%とは 対照的。米国の失業率は8.1%、スペインでは24%にも達している。

原題:Macau Labor Shortage Seen as Hurdle for Casino Expansion: Retail(抜粋)

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