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中国製の偽造電子部品、米軍の兵器に多く使用-米上院報告書

米防衛産業の供給網で見受けられる 偽造品の大半は中国製の電子部品だが、中国政府はそうした偽造品の生 産を抑制できていない-。米上院軍事委員会が調査報告書で指摘した。

21日公表されたこの報告書は、偽造の疑いがある約8万4000個の部 品を販売した中国・深圳市の会社について、米空軍が複数の米企業への 部品供給を1月に停止させた実例を掲載した。

1年2カ月に及ぶ調査の概要を示し、偽造が疑われる電子部品をめ ぐる多数の具体例を示した同報告書は、米国の企業と軍がこうした偽造 品を取り締まっていないとした上で、防衛業界が「疑いのある部品の事 例を定期的に報告しておらず、サプライチェーンの質をリスクにさらし ている」と解説した。偽造品が原因で起きた死亡事件や飛行機墜落など の例は示していない。

軍事委は、中国国内で「公然と行われている」行為をやめさせる措 置を同国当局が講じていないとの結論を「支持する圧倒的で否定できな い証拠」が判明したと指摘。さらに「中国政府は問題を認識して偽造品 を排除するよう積極的に動くどころか、調査の一環として中国本土を訪 れようとしていた当委員会スタッフのビザ(査証)発給を拒否し、検証 回避を図った」という。

ワシントンにある中国大使館の報道官にコメントを求める電子メー ルを21日送付したが、回答はない。

原題:China Counterfeit Electronics Found in Weapons, U.S. Panel Says(抜粋)

--取材協力:Larry Liebert.

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