ギリシャ経済、今年は5%超のマイナス成長に-OECD

ギリシャが同国向け支援プログラム の下で義務付けられている構造改革を全て実行したとしても、同国経済 は2012年と13年に政府予想より大きなマイナス成長となる。経済協力開 発機構(OECD)が22日発表の報告書でこうした見通しを示した。

OECDによると、ギリシャの国内総生産(GDP)は今年 が5.3%、来年も1.3%のマイナス成長となる見通し。11年はマイナ ス6.9%だった。欧州委員会が11日に示した見通しは、今年がマイナ ス4.7%、来年はゼロ成長だった。

報告書は、今回の予想はギリシャ救済の条件である「財政再建・構 造改革に関する欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)のプログラ ムが全面的に実施されることを前提としている」と説明。「プログラム が実施されなかった場合、債務不履行のリスクは急激に高まり、その影 響は計り知れない」とした。

ギリシャのリセッション(景気後退)は今年で5年目。失業率が2 月に21.7%に達するなど、救済に伴う緊縮策でさらに深刻化している。

OECDは、ギリシャの財政赤字のGDP比率が11年の9.2%から 今年は7.4%、13年は4.9%に低下すると予想。これに対し、救済プログ ラムの目標は今年が7.3%、来年が4.6%となっている。

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