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JPモルガンの損失、国外で規制強化の必要性示唆-CFTC

:米商品先物取引委員会 (CFTC)のゲンスラー委員長は、米銀JPモルガン・チェースによ るデリバティブ(金融派生商品)取引での少なくとも20億ドル(約1600 億円)の損失計上について、米金融規制改革法(ドッド・フランク法) に基づくスワップ規制を米国外の取引にも適用する必要性を示唆してい るとの見解を示した。

ゲンスラー委員長は21日、ワシントンで開かれた金融取引業規制機 構の会議での講演で「今回、国外での取引での損失がいかに迅速に米国 に影響を及ぼすかがあらためて再認識された」と指摘。JPモルガンは ロンドンで行われた取引の「損失を米国で吸収している」と述べた。

JPモルガンのほかゴールドマン・サックス・グループなど米国の 銀行は、デリバティブ市場の監督強化を目指すドッド・フランク法につ いて、国外のオフィスにも適用されれば国外を拠点とする競合相手との 競争能力を阻害すると主張している。同法の国外での適用範囲について は2010年の金融改革をめぐる議論の焦点の一つになっている。

ゲンスラー委員長は「ドッド・フランク法を国境を越えて適用する 場合、国外への適用を免除すべきだという金融業界の主張の一部をわれ われは受け入れないということの再確認になったと思う」と述べた。同 委員長は講演後、CFTCがJPモルガンの損失につながったクレジッ トデリバティブ取引について調査中であることを認めた。

原題:JPMorgan Shows Need to Curb Overseas Swaps, Gensler Says (2)(抜粋)

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