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米イートンの社債保証コストが上昇-クーパー買収計画を嫌気

21日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、電子・自動車部品メーカー、米イートンの 社債保証コストが昨年12月以来の高水準に上昇した。同社は配線・回路 保護製品メーカーのクーパー・インダストリーズを118億ドル(約9400 億円)で買収することで合意した。

CMAによると、イートンのCDSスプレッドはニューヨーク時間 午後3時40分(日本時間22日午前4時40分)現在、10.9ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)上昇して96.9bp。97.9bpを付けた昨 年12月1日以来の高水準となった。

イートンは発表資料で、確保した67億5000万ドルのつなぎ融資を債 券発行や手元資金、予想される資産売却で借り換える計画を明らかにし た。ブルームバーグのデータによると、同社の債券発行残高は33億5000 万ドル。

モーニングスターの信用アナリスト、リック・タウバー氏は電話イ ンタビューで、「追加の借り入れで、債券保有者にとってのリスクが増 すことになる」とし、「変更の規模を考慮して1-2段階の格下げを予 想する」と述べた。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時31分現在、5.5ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下の117.9bp。中国が景気浮揚に向け措置を講じると表 明したことが好感され、今年の最高水準から低下した。

--取材協力:Thomas Black.

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